国際協力銀がインフラ整備で協力、アブダビ・ドバイと覚書
国際協力銀行(JBIC)はアラブ首長国連邦(UAE)のアブダビ、ドバイ両首長国とエネルギー、インフラ整備分野で資金協力の覚書を結ぶ。国際協力銀がUAEで首長国政府に対し資金協力するのは初めて。UAEは日本の原油輸入量の約25%を占めており、その旺盛な資金需要に応えることで、原油の安定供給確保につなげる狙いだ。 国際協力銀はアブダビでは国営石油会社(ADNOC)と石油供給分野、ドバイでは首長国政府とインフラ分野で、安倍晋三首相の中東歴訪に合わせてそれぞれ29、30日に覚書に署名する。資金協力の金額や具体的な条件はそれぞれ今後協議する。